運動が楽しくなると脳が活性化する 。
これは運動をしているときに、テンションが上ってモチベーションにあふれているときに起こっている現象です。
運動は苦手だけど楽しみを見いだせたらと思うことはありませんか?
幸いなことに科学は運動を楽しく魅力的なものにし生活の一部として定着させる手助けをしてくれます。
この記事では運動を楽しむため、運動による脳内物質の分泌について説明し、運動がストレスを軽減する理由を掘り下げ運動を楽しくするための実践的なアドバイスを提供し運動を習慣化するための心理的ヒントを提供します。
運動の楽しさの背景にある理論とは?
運動が楽しいという感情の裏には、これまでに体験した運動に対するポジティブな要因が関係しています。
これらの成功体験がある場合において、運動をしたときに、また成功体験を得られるという確信を持っているからこそ運動を楽しいと思えるのです。
つまり、運動をより楽しくするためには、モチベーションが重要な役割を果たすのです。
運動による脳内物質の分泌とは?
運動をすると
・エンドルフィン
・オキシトシン
・アナンダミド
これらの分泌が促進されるという研究結果があります。
エンドルフィンは自然な喜びや報酬を感じるための神経伝達物質です。
そのため良い運動をした後人は多幸感を味わうのです。
オキシトシンは「愛情ホルモン」として知ら、運動中に分泌され、つながりや思いやりの気持ちを促進することができます。
アナンダミドは神経調節物質でありリラックスや幸福感をもたらすことができます。
なぜ運動はストレスを軽減するのか?
運動はいわゆる「ストレスホルモン」であるコルチゾールの濃度を下げることが知られており、一日中リラックスして穏やかに過ごすことができます。
さらに運動は不安や緊張、うつ病に関連する症状を軽減することが分かっています。
また睡眠の質を高め、1日中生産性を維持するために必要なエネルギーを与えることができるのです。
そのため運動を楽しいと思うということは、しっかりと運動を行うことにもつながるので、これらのネガティブな症状の軽減につながるのです。
運動が楽しくなる実践的なアドバイス
ここまでいろいろ解説しましたが、そもそも運動は面倒なものだと考えている人が多いようですがその必要はありません。
運動をもっと楽しくするためには自分が本当に楽しいと思える運動を見つけることが重要です。
・ランニング
・ハイキング
・水泳
・ダンス
・サイクリング
などさまざまなアクティビティスポーツを試してみてください。
また、モチベーションを上げる方法の一つとしては、パートナーがいれば運動はもっと楽しくなりますから、一緒にやってくれる人を探すことも考えてみましょう。
また、運動がうまくいった後は自分にご褒美をあげることも忘れずに!
運動を習慣化するための心理的なヒント
運動を習慣化するためには効果的な計画を立てることが大切です。
モチベーションを維持するために現実的な目標を設定し、進捗状況を確認するようにしましょう。
決まった時間に運動を始めることといったことをスマホのメモ帳などに記載して、計画を練ることが大切です。
それになれたら何も計画せずとも、自ずと運動のルーティーンが構築されていくのです。
まとめ
必要であればいつでも休むことができることを忘れないでください。
自分に厳しくしすぎず誰にでも悪い日はあるものです。 運動は正しく行えば楽しくてやりがいのある体験となり得ます。
適切な心理的枠組みと戦略があれば運動が楽しくなり生活の一部として定着させることができます。
今度運動をしたくなったら、怖がらずに試してみてください。脳が活性化して生活が楽しくなりますよ!
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